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わたしは小さなころから

周りの空気や人の心にとても敏感に感じて
生きづらかったです。

””感受性が強い””とも言いますが、
最近では、HSP（Highly Sensitive Person ）とも呼ぶそうです。

：HSPの特徴：

まぶしい光、強いにおい、肌触りに敏感、
多くのことを抱えると慌てる、
とても繊細、暴力的な映画/TVは見ないようにしている、
人と違うかもと感じてる、
忙しい日が続くと一人の時間を作って刺激を排除するために閉じこもりたくなる、
デリケートで繊細な香り、音、芸術作品を楽しむ、などなど。。。

ちょっとわたしの話を。

小学２年生のころの出来事。

給食の時間、カミナリが激しく鳴り始めました。
外を見るとピカピカ光ってます。
うちのクラスに泣き虫の男の子：よしお（仮）がいたんだけど、
彼を見るとやはり泣いてました。

そして、
わたしは、
ひとりぼっちでお留守番している飼い犬のことが心配になり、
”早く鳴り止んでほしいー”
と、わたしも大泣きしていました。

男子たちは
『はよ、泣き止め！！！やかましい！！』
とうっとうしそうにわたしたちを冷やかします。

それを見かねた担任の先生は、わたしとよしおをなだめ、
『大丈夫だよ、学校は安全だから』と。

『カミナリ怖いよー！ギャーギャー！』
という、よしおの言葉を聞いて、わたしは気が付いたんです。

『え？泣いてる理由がよしおと違う・・・』

わたしはてっきり、
泣いていない人
→心配な人がいない。（彼らの大切な誰かは、いま、ほかの誰かと一緒にいて安全だという意味）
泣いてる人
→心配な人いる。（大切な人がひとりで頑張ってるという意味）

と思っていたけど、そうじゃなかった。

現に、家族のことは、頭になかった。
パパもママも仕事場にいてひとりじゃないから、
怖い思いはしていないだろうと。

で、
あれれ？わたしはよしおとは違うし、
先生もみんなもわたしの泣いている理由を勘違いしてる。

この時から、

わたしは他人より優しい人間なのかもしれない、
みんなと何かが違うのかな？　
という感覚がありました。

だってね、人が怒られているのを見るだけで傷ついてしまう。
友達間のちょっとした不和などを感じてなぜかわたしが傷ついちゃう。

日本で生きていくって、
「みんなと違う」＝何かと白い目で見られるじゃない？
だから、ものごころついてからは、
普通になりたくて普通って何だろうと必死で研究しました。

言葉も行動も乱暴な人、一緒にいて疲れるなー。
商品を投げる店員とかね、
いるのよ！！
近くにあるお店のキャッシャーは、わたしが買ったものを
ピしながら投げる・・・加えてかなりの無愛想。
呆れることに、わたしにだけ。
こっちは毎度、フリークアウトよ。

こういう、人によって態度が変わる人に対しての対処法
（というより、ちょっとしたことでも傷つかない・イラつかない対処法）
は、また後日お話しするとして、

HSP（わたしの）特徴に戻って、（やっとかよ！←若林風に）
肌触り・・・
心地よくないと着れない服もあったりします。
ナイロン苦手、コットン１００大好き。
てなわけで、オシャレな下着は着れません。（夫よ、すまぬ）

テレビもバイオレンスや殺傷モノ/戦争モノの映画やドラマ、ニュース、
なぜか、必死で逃げるシーンを見ると、
何日も頭に残って、何でもない時にふと頭によぎって怖くなります。
特に、殺人事件のニュース、
ノンフィクション殺人事件作品はチラっと耳にするだけでも、
昼夜問わず、シャンプーする際、目をつぶるのが怖くて、
目を開けてシャンプーしてました。
だから、目が真っ赤。痛い。

でもね、

HSPって病気でもハンディキャップでもないから
完全に克服っていうのはできないけど、
上手く受け入れて、認める・・・
すなわち、
上手くお付き合いしていくために
やっぱり自愛が大切になってきます。

HSPの特徴を持っている人って、
何かをやるうえで、こういった繊細さは貴女にしかできない、
強力な武器になっていきます。

そう、自愛をやっていけば。。
ここでいう「自愛」は、親子関係です。
HSPは幼少期の親とのかかわり方も関係してきます。

さてさて、
今日の本題：HSPの自愛はどうやっていくのか、
なんですが、
また次回にします。

今日もご自分と向き合って素敵な１日にしてくださいね。